捻挫の全て!痛みから回復への道程

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最終更新日:2023/12/27
札幌 整骨院 円山公園
捻挫と聞くと、よくあるけがと軽く見てしまうかもしれませんが、適切な対処をしないとひどい場合は歩行困難になることも。本記事では、捻挫の原因から症状、適切な応急処置や回復に至るまでの過程を詳しく解説します。
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捻挫とは?

捻挫と聞いて具体的なイメージができる人は少ないかもしれません。まずは、捻挫の定義を理解しましょう。

定義

捻挫とは、関節を不自然な動きで強くねじった際に起こるけがの一つです。つまり、関節が通常の動きとは異なる動きを強制されることで、周囲の組織に損傷が生じる状態を指します。捻挫は、関節を支える靱帯や周囲の筋肉、腱、骨などの組織に損傷を引き起こすことで発生します。典型的な例としては足首の捻挫が挙げられますが、手首、膝、肘、指などの関節でも起こることがあります。

捻挫が起こるメカニズムには、内旋(関節を内側にねじる)、外旋(関節を外側にねじる)、伸展(関節を後ろに広げる)、屈曲(関節を前に曲げる)など、関節の動きによって引き起こされるものがあります。これらの動きが通常の範囲を超えるような外力が加わると、関節が不自然な方向に動いてしまい、結果として捻挫が発生します。

捻挫による損傷の程度は、軽度から重度まで幅広く分類されます。軽度の捻挫では、靱帯や筋肉に一時的な伸びが生じる程度であり、比較的早期に回復することが期待されます。一方、重度の捻挫では、靱帯の断裂や損傷、骨の折損などが見られ、回復には時間がかかる場合があります。

捻挫は日常生活やスポーツ、運動時など様々な場面で発生する可能性があります。特にバスケットボール、サッカー、テニスなどのスポーツでは、急激な動きや着地の衝撃によって捻挫が起こりやすくなります。また、日常生活でも踏み外したり、つまずいたりすることによって捻挫を引き起こすことがあります。

捻挫の定義と原因について理解することで、捻挫を予防したり、早期に適切な処置を行う必要性を認識することができます。捻挫に適切に対処するためには、症状や程度に応じた適切な応急処置や治療を行う必要があります。

生じる部位

捻挫は、特に足首や手首などの関節が多い部位でよく起こります。足首の捻挫は特に一般的であり、姿勢の崩れや歩き方の乱れ、スポーツの際の着地や回転動作などで発生することが多いです。足首の捻挫では内側にねじれたり外側にねじれたりすることで、内側靱帯や外側靱帯が損傷を受けることがあります。

手首の捻挫もよく見られるものであり、手を支える靱帯や筋肉が負担を受けることで損傷が生じます。手首の捻挫は、手首を支える筋肉や靱帯が弱っている状態や、転倒や不慣れな動作によって起こりやすくなります。手首の捻挫は、物を掴む、握る、持ち上げるなどの日常生活の動作にも影響を及ぼすため、早期の適切な治療とリハビリが重要となります。

しかし、捻挫は足首や手首だけでなく、膝、肘、肩、指など他の関節でも生じることがあります。特にスポーツで使われる関節部位は、その運動の性質や負担によって捻挫のリスクが高まります。例えば、バレーボールやバスケットボールで頻繁に使われる膝や肘の関節も、捻挫の可能性がある部位です。また、指の関節では野球やクライミングなどのスポーツや、日常生活での事故、事務作業などで捻挫が発生することもあります。

関節は身体の動きに欠かせない重要な部位であり、捻挫によってその動作が制限されると、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすことがあります。捻挫の生じる部位を理解し、予防策や適切な対処法を知ることで、関節の健康を守り、快適な生活を送ることができるでしょう。

捻挫の原因

捻挫は日常生活でも意外と多く起こります。その原因を知ることで、予防につなげることが可能です。

スポーツ時

捻挫は、スポーツをしている時に不自然な動きをした際に起こることがあります。特に、激しい運動やスポーツにおいて、関節への負担が大きいため、捻挫のリスクが高まります。

バスケットボールやサッカーなどの接触の多いスポーツでは、相手とのぶつかりや着地の衝撃によって、関節がねじれることで捻挫が発生しやすくなります。バスケットボールでは、ジャンプやステップの動作中に足首がねじれることや、接触プレーでの踏みつけなどによって足首の捻挫が起きることがあります。また、サッカーでは、ドリブルやキックの際に相手のタックルが足首や膝をねじることで、捻挫が生じることがあります。

テニスやバレーボールなどの球技では、急激な方向転換やジャンプなどの動作が発生するため、関節への負担が増加し、捻挫のリスクが高まります。テニスにおいては、素早い動きや走り込みの際に足首や膝をねじることで捻挫が起きることがあります。バレーボールでは、ジャンプサーブやスパイクなどのジャンプ動作において着地時に足首がねじれることによって足首の捻挫が発生することがあります。

さらに、陸上競技やゴルフ、水泳などの非接触のスポーツでも、捻挫のリスクは存在します。陸上競技では、走り高跳びや三段跳びの着地時などに足首や膝が捻じれることで捻挫が起きることがあります。ゴルフでは、スイング時やアプローチでの右膝や右足首の負荷が大きいため、これらの部位への捻挫のリスクがあります。水泳では、スタート時やターン時の水中での足首や膝のねじれによって、捻挫が生じることがあります。

スポーツを行う際には、特に関節に負担のかかる動作に気をつけることが重要です。適切なストレッチやウォームアップを行い、体の柔軟性を高めることで、関節の可動域を広げ、捻挫の予防に努めましょう。また、正しいフォームやテクニックを身につけることで、正確な動きを実現し、関節への負担を軽減することができます。

日常生活中

捻挫は、スポーツだけでなく日常生活中でも起こることがあります。たとえば、歩行中に道路の段差や石ころにつまずいたり、階段や段差から踏み外したりすることで、足首や膝をねじることがあります。また、家庭内での転倒や身の回りの事故、過度な身体の負担や不適切な姿勢などによっても、捻挫が発生することがあります。

特に高齢者や子供は、身体のバランス感覚が未熟なため、日常生活の中での捻挫リスクが高まります。高齢者は骨密度や筋力が低下しているため、転倒時に関節への負担が増え、捻挫をしやすくなります。子供は成長期であるため、身体の発育や筋力のバランスが整っていないことが原因で、捻挫が起こることがあります。

日常生活中の捻挫は、スポーツ時と比べて状況が予測しにくい場合もあります。つまずいたり踏み外したりする瞬間は、何気ない日常の中で起こることですが、関節への負担は大きく、捻挫の発生をもたらします。そのため、日常生活においても十分な注意が必要です。

捻挫を予防するためには、日常生活の中で次の点に注意することが重要です。まずは、歩行時には道路や歩道の段差や凹凸に十分な注意を払いましょう。また、滑りやすい場所や不安定な場所では歩く速度を落とすことが必要です。家庭内では、床の滑り止めを使用したり、散らかった物を片付けたりすることで転倒リスクを減らすことができます。さらに、身の回りの物品を適切に配置し、躓きやすい障害物を排除することも重要です。

日常生活での捻挫を避けるためには、体力維持や筋力トレーニング、適切な姿勢の維持、バランス感覚の養成などを行うことも有効です。また、運動不足や筋力の低下を改善するために、定期的な運動やストレッチを取り入れることもおすすめです。

捻挫は、スポーツ時だけでなく日常生活中でも発生し得る怪我です。日常生活での捻挫を予防するためには、注意と予防策を意識し、バランスの取れた健康的な生活を送ることが重要です。

捻挫の症状

自力で把握できる捻挫の症状をご紹介します。早期発見、早期治療につなげてください。

痛み

捻挫をした部位には、痛みが一番の症状として現れることがあります。捻挫の痛みは、関節や周囲の組織に生じる損傷や炎症によって引き起こされます。

捻挫による痛みは、捻じれた関節部位や損傷した靱帯、筋肉、腱などの組織への刺激によって感じられます。痛みの感じ方や程度は個人差がありますが、ほとんどの場合、捻挫箇所の動かしにくさや圧痛(触れた時の痛み)を伴います。

痛みの感じ方は、軽度の捻挫では違和感やチクチクした痛みから始まり、中度から重度の捻挫ではひどい痛みや鋭い痛みを感じることがあります。特に重度の捻挫では、損傷が大きいため、ひどい痛みや激しい腫れを伴うことがあります。また、関節の可動域が制限されたり、重量をかけることで痛みが増す場合もあります。

捻挫による痛みは、初期には強く感じられますが、数日から数週間で徐々に軽減していきます。しかし、痛みが長期間続く場合や、日常生活に支障をきたすほど強い痛みがある場合は、専門家の診察を受けることをおすすめします。長期間続く痛みは、損傷が完全に回復していない可能性があり、適切な治療やリハビリが必要です。

痛みがある場合には、安静にして関節に負担のかからない姿勢を保つことが重要です。また、痛みを軽減するためには、アイシングや湿布などの冷却療法を行うことができます。これにより、炎症を抑えたり、腫れや痛みを和らげる効果が期待できます。

捻挫における痛みは、適切な応急処置や治療を行うことで早期に軽減される場合が多いです。しかし、無理な運動や無理な負荷をかけることは避け、痛みを感じる部位には注意を払いましょう。痛みが軽減し、関節の機能を回復させるためには、適切な治療とリハビリテーションが不可欠です。

腫れ

捻挫をした部位には、腫れが特徴的な症状として現れることがあります。捻挫によって引き起こされる腫れは、関節や周囲の組織における炎症反応によるものです。

捻挫による腫れは、血管の拡張や血液やリンパ液の流れの乱れによって起こります。怪我をした部位では、血液が異常にたまりやすくなり、血管から浸出液として組織に漏れ出すことで、腫れが発生します。また、怪我によって組織が損傷することで、損傷部位への炎症反応も起こり、さらに腫れが増すこともあります。

捻挫による腫れは、捻挫箇所が赤く腫れ上がることで視覚的にも確認することができます。軽度の捻挫では軽い腫れや浮腫みが見られますが、中度から重度の捻挫では明らかな腫れが発生し、関節や周囲の組織の形状が変わることもあります。腫れによって関節の可動域が制限されることもあります。

捻挫による腫れを軽減するためには、早期の応急処置が重要です。アイシングや冷却療法は、腫れや炎症を抑える効果があります。氷や冷却パックを怪我箇所に数回に渡って15~20分間置くことで、血管を収縮させ、浮腫みや腫れを軽減することができます。また、患部を高くして安静にすることも、腫れを引かせる効果があります。患部を上げることで血液やリンパ液の流れを促進させ、腫れを減少させることができます。

腫れは捻挫の一般的な症状の一つであり、痛みや動きの制限とともに現れることが多いです。腫れがひどくなったり続いたりする場合、または他の症状と合わせて重度の捻挫を疑う場合には、早めに医師の診察を受けることが重要です。医師の指導のもとで適切な治療やリハビリを行い、腫れを早期に軽減させることで、捻挫の回復を促すことができます。

捻挫の程度

捻挫も軽度から重度までさまざま。自分がどの程度の捻挫なのかを把握して、適切な対処をしましょう。

軽度(I度)

捻挫は、軽度(I度)から重度(III度)まで程度が分類されることがあります。軽度の捻挫(I度)は、比較的軽い損傷が生じる状態を指します。

軽度の捻挫では、関節周囲の組織に一時的な伸びが生じる程度です。関節の靱帯や周囲の筋肉にわずかな損傷がある場合がありますが、一般的には関節の安定性は保たれています。症状としては、運動時や負荷をかけた際に軽い違和感や痛みを感じることがあります。

軽度の捻挫では、関節周囲に軽い腫れや浮腫みが生じることもありますが、明らかな症状は見られません。関節の可動域や機能にも大きな制限はありませんが、負荷をかけると違和感が生じることがあります。回復期間も比較的短く、適切な処置や安静、痛みのコントロールを行えば、数週間から数か月で回復することが期待されます。

軽度の捻挫に対する治療は、積極的な医療介入は必要ありませんが、応急処置や注意が必要です。冷却療法(アイシング)などを行い、腫れや炎症を軽減することが重要です。また、関節を安静にし、負荷をかけないようにすることも大切です。包帯やサポーターを使用して関節を固定し、安定性を保つことで、痛みや違和感を軽減させることができます。

軽度の捻挫では、早期に日常生活に戻ることができますが、急いで運動や負荷をかけることは避けましょう。関節の安定性や筋力を回復させるために、適切な範囲での運動やリハビリテーションを行うことが重要です。専門家の指導やアスレティックトレーナーのサポートを受けることで、軽度の捻挫を適切に回復させることができます。

中度(II度)から重度(III度)

中度(II度)から重度(III度)の捻挫では、より深刻な損傷が生じる可能性があります。

中度の捻挫(II度)では、関節の靱帯や周囲の組織に一部断裂が生じ、関節の安定性が一時的に損なわれます。このような捻挫では、明確な症状が現れます。痛みは強く、運動や負荷をかけると増悪することがあります。腫れや浮腫みも目立ち、関節の可動域に制限が生じます。また、内出血や損傷部位の痛みや圧痛も見られることがあります。

重度の捻挫(III度)では、関節の靱帯が完全に断裂したり、周囲の組織に重大な損傷が生じることがあります。関節の安定性はほとんどなく、明らかな症状が現れます。強い痛みや浮腫み、内出血が起こり、関節の可動域は大きく制限されます。また、患部の動かしにくさや変形も見られることがあります。

中度から重度の捻挫では、早急な医療の介入が必要です。病院や医師の診察を受け、画像検査などを行い、損傷の程度を確認する必要があります。治療の方法は損傷の状態によって異なりますが、一般的には安静と関節の固定、炎症の抑制、痛みのコントロールが行われます。場合によっては手術が必要となることもあります。

中度から重度の捻挫においては、回復には時間がかかることがあります。完全な回復にはリハビリや運動療法が欠かせず、関節の可動域の回復や筋力の強化を行う必要があります。しっかりと指示を受けながら、専門家やアスレティックトレーナーの指導を受けてリハビリを行いましょう。早期の治療と適切なリハビリテーションによる復元を目指すことで、関節機能の回復や再発予防に役立ちます。

捻挫の応急処置

捻挫したときの処置法を知っておきましょう。正しい対応で痛みを軽減、回復を早めることができます。

アイシング

捻挫をした場合、アイシングは重要な応急処置の一つです。アイシングは、凍結されたアイスパックや氷を使用することで、腫れや炎症を軽減し、痛みを和らげる効果があります。

アイシングによる冷却療法は、主に怪我をした部位に冷たいものを直接当てることで、血管を収縮させ、血液やリンパ液の流れを減少させる作用があります。これによって、炎症反応を抑え、浮腫みや腫れを軽減することができます。

アイシングの方法は以下の通りです。まず、アイスパックや氷をタオルで包みます。直接肌に触れるのを避けるため、タオルなどの布で保護しましょう。そして、怪我をした箇所にアイスパックを数回に渡って15~20分間置きます。15~20分後に一定の時間を置いて再度アイシングを行います。このサイクルを数回繰り返すことが効果的です。ただし、アイシングをしすぎると凍傷のリスクがあるため、適切な時間間隔や使用時間に気をつける必要があります。

アイシングによる冷却療法は、炎症を軽減し、腫れや痛みを和らげる効果が期待できます。痛みを感じたり、腫れが目立つ場合は、できるだけ早めにアイシングを行いましょう。特に捻挫の初期段階で行うことで、効果がより現れます。

ただし、アイシングは応急処置であり、病院での詳しい診察やアドバイスを受けることも重要です。重度な捻挫や他の損傷が疑われる場合、継続的な痛みや腫れ、動きの制限がある場合には、医師や専門家の指導を受けることをおすすめします。

アイシングは捻挫の初期処置として非常に有効ですが、それだけで完全な治癒を保証するものではありません。応急処置後は、適切な安静や処置を行い、専門家の指導のもとで治療やリハビリテーションを行うことが重要です。

標高

捻挫をした際の応急処置の一つとして、標高を上げる方法があります。標高の上昇によって傷ついた部位を高く保つことで、血流の流れを改善し、腫れを引かせる効果が期待できます。

標高を上げることで、重力による血液やリンパ液の流れが良くなります。怪我をした部位を心臓よりも高く保つことによって、血液やリンパ液が上方に流れ、浮腫みや腫れが引きやすくなります。また、血液やリンパ液の循環が促進されることで、炎症の抑制や修復プロセスの活性化にも役立ちます。

標高を上げる方法としては、怪我をした部位をクッションや枕などで高くすることが一般的です。例えば、足首を捻挫した場合は、足を傷ついた側よりも高く保つために、枕やクッションを使って足を上げます。これによって、足首周辺の血液やリンパ液の流れを促進し、腫れを軽減することができます。

標高を上げることで腫れが引いてくるため、アイシングと併用することで効果を高めることができます。アイスパックを使って局所的な冷却療法を行いながら、患部を高く保つことで、より効果的な応急処置ができます。

ただし、標高を上げる応急処置は一時的な対応策であり、医療専門家の診断や指導を受ける必要があります。専門家が怪我の程度や治療法を判断し、適切な処置を行うことが重要です。また、深刻な捻挫や他の損傷が疑われる場合、痛みや腫れが長期にわたって持続する場合には、早めに医師の診察を受けることをおすすめします。

標高を上げる応急処置は、捻挫による腫れを軽減するために有効な方法です。安静状態で患部を高く保ちながら、早期の医療の受診や適切な治療を行いましょう。

捻挫の治療法

捻挫は放っておくと治ると思われがちですが、適切な治療を行うことで、一定期間内に回復することができます。

安静化

捻挫をした場合、安静化が重要な治療方法の一つです。安静化とは、怪我をした部位を動かさずに休ませることで、治癒を促進する目的があります。

安静化は、捻挫で損傷を受けた関節や組織に負荷をかけず、炎症の進行を抑制する効果があります。関節の安定性を保つために、包帯やサポーターなどを使用することもあります。これによって、関節と周囲の組織への負担を軽減し、痛みや腫れの軽減を図ることができます。

安静化による休息は、怪我の初期から重要です。早期の安静化により、組織の修復プロセスを促進することができます。関節や組織に負担をかけずに休ませることで、血流や栄養の供給が改善され、治癒がスムーズに進むことが期待できます。

安静化の期間は、捻挫の程度や個人の回復力によって異なります。軽度の捻挫では、数日から数週間の安静期間が目安とされます。中度から重度の捻挫では、数週間から数か月以上の安静期間が必要な場合もあります。医師や専門家の診察を受けながら、適切な安静化の期間を決定しましょう。

安静化による休息期間中は、関節の動かしすぎや負荷をかけることは避けるべきです。ただし、完全な不動状態にしてしまうと、関節の可動性や筋力が低下する恐れがあるため、医師や専門家の指導のもとで適度な動きや運動を行うことが重要です。

安静化は捻挫の回復において欠かせない要素です。怪我をした関節や組織を休ませ、適切な安定性を保つことで、炎症を抑え、治癒を促進する効果が得られます。安静化の間は指示された方法に従い、医師や専門家の指導を受けながら、十分な休息を取りましょう。

リハビリ

捻挫の安静化期間が終わった後は、リハビリテーションが重要な治療方法となります。リハビリは、関節の可動域や筋力を回復させ、機能を復元するために行われる運動療法です。

捻挫により関節や周囲の組織が損傷を受けると、関節の可動域が制限されることがあります。リハビリでは、柔軟性や可動域を改善するためのストレッチや範囲運動を行います。これによって関節の可動域が広がり、日常生活やスポーツ活動での動きの制限が減少します。

また、捻挫によって筋力が低下することもあります。リハビリでは、関節周囲の筋肉を強化するための筋力トレーニングが行われます。適切な負荷をかけながら筋力を増強することで、関節の安定性や機能を回復させることができます。

リハビリプログラムは個々の状態や捻挫の程度に合わせてカスタマイズされます。医師や理学療法士、アスレティックトレーナーなどの専門家が、捻挫の状態や回復の進み具合を評価し、適切なリハビリテーションプランを立案します。リハビリセッションでは、正しいフォームやテクニックを学ぶことも重要です。

リハビリテーションは捻挫の回復において不可欠ですが、適切な専門家の指導を受けることが重要です。専門家は必要な運動や負荷の範囲、進行度を指導し、個々のケースに対応したプログラムを提供します。自己判断や無理な負荷をかけることは避け、痛みや不快感がある場合にはリハビリを中断し、専門家に相談するようにしましょう。

リハビリテーションは捻挫の治療や再発予防において重要な段階です。適切なリハビリを継続することで、関節の機能を回復させ、再捻挫のリスクを軽減することができます。専門家の指導を受けながら、コツコツと取り組んでいきましょう。

捻挫の予防法

捻挫は、予防をすることで発生自体を防ぐことが可能です。日々の生活で気をつけたい点を挙げていきます。

ストレッチ

捻挫を予防するためには、適度なストレッチを行うことが重要です。ストレッチは、関節や筋肉の可動域を広げ、柔軟性を高めるために行われる運動です。

ストレッチは、関節や筋肉を正しい姿勢で伸ばし、緩めることで機能を向上させます。関節の周りの筋肉がしなやかになることで、関節への負担や怪我のリスクを減らすことができます。

捻挫を予防するためには、特に関節に負担のかかるスポーツや活動前にストレッチを行うことがおすすめです。運動前のストレッチは、血行を促進し、筋肉や関節を準備する効果があります。適切なストレッチングを行うことで、筋肉の柔軟性が向上し、関節の可動域を広げることができます。

ストレッチの方法は、筋肉や関節の特性に合わせて行われます。各筋群を的確にストレッチすることで、関節や筋肉の柔軟性を高めることができます。ただし、ストレッチを行う際には無理な力を加えず、ゆっくりと行うことが重要です。また、ストレッチ中に痛みや不快感を感じた場合は、無理をせずに中止することも大切です。

定期的なストレッチは、関節の安定性や可動域を向上させ、捻挫の予防にも役立ちます。特にスポーツや運動をする前には、ウォームアップとして十分なストレッチを行いましょう。柔軟性を高めるためには継続的な取り組みが必要ですので、日常的なストレッチ習慣を身につけることをおすすめします。

ストレッチは個人の柔軟性や体力に合わせて行う必要があります。適切なストレッチ方法や範囲は、専門家の指導やアスレティックトレーナーのサポートを受けると良いでしょう。無理なストレッチや不適切な姿勢でのストレッチは、むしろ怪我のリスクを高めることになりますので、適切な方法を学びましょう。

正しい動作

捻挫の予防において、正しい動作やフォームを守ることも重要です。特にスポーツや運動の際には、身体の正しい使い方を意識して行うことが大切です。

正しい動作やフォームを守ることで、関節にかかる負荷を適切に分散させることができます。例えば、スポーツにおいては、ジャンプや着地、急激な方向転換などの動作を滑らかで安定したフォームで行うことが重要です。正確な動きを維持することで、関節への負担や捻挫のリスクを減らすことができます。

正しい動作やフォームを守るためには、正しい技術や適切なトレーニングを受けることが重要です。専門家やコーチから指導を受け、適切なテクニックや体の使い方を学びましょう。また、自身の身体の制限や体力に合わせて、無理な負荷や動きを避けることも重要です。

正しい動作を身につけるためには、継続的な練習やトレーニングが必要です。筋力や柔軟性の向上を図り、適切な身体のバランスを維持することで、正しい動作をより自然に行うことができます。また、注意深く自己観察し、自身の身体の状態や動作のクオリティに意識を向けることも重要です。

正しい動作を守ることで、関節や筋肉の負担を軽減し、捻挫の予防につなげることができます。練習や競技においては、常に正確な動きを意識し、指導者や専門家からのフィードバックを受けながら、改善を図ることが大切です。正しい動作を維持しながらスポーツや運動を楽しむことで、健康的なパフォーマンスを発揮することができます。

捻挫の知識を深めよう

本記事を読んで早期発見、早期治療、早期回復につなげていただきたいと思います。最後に、その他の注意点を記載します。

持続的な痛み

捻挫による痛みは通常、時間の経過と共に徐々に軽減していきますが、中には持続的な痛みが続く場合もあります。捻挫後に痛みが長期間続く場合は、専門家に相談しましょう。持続的な痛みは、損傷が完全に回復していない可能性や、他の問題がある可能性があります。専門家の診察や適切な治療を受けることで、持続的な痛みの原因を特定し、適切な対処策を見つけることができます。自己判断や放置せず、痛みが長期間続く場合には早めに医師や専門家に相談してください。

周期的な再発

捻挫を完全に回復したと思われる部位でも、周期的な再発が起こることがあります。捻挫箇所を再び捻ったり、同じような運動や動作を繰り返したりすると、再び捻挫が発生する可能性があります。特に関節が弱くなったり、周囲の組織が十分に回復していない場合には、再発のリスクが高まります。周期的な再発が見られる場合や完治を疑う場合には、早急に医療機関で診察を受けることが必要です。医師や専門家は、再発の原因や予防方法を評価し、適切な対策を提案してくれます。自己判断せず、再発のリスクや症状に敏感であることが重要です。予防策を実施し、再発を未然に防ぐための適切な対処法を学ぶことが大切です。

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